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レオパレスが赤字転落

こんにちは。新富不動産スタジオの川村です。

今日は休みをいただいていましたが、ちょっと仕事があったのでついでにブログを一つ。

 

ここのところ、建築業界・不動産業界ではいいニュースもありますが、悪いニュースも多いですよね。

最近話題となったものとしては積水ハウスの「地面師詐欺」や、スマートブルーとスルガ銀行の「かぼちゃの馬車」が世間の大きな話題となりましたね。

 

そんな中でアパート建築の大手のレオパレスが、いわゆる施工不良で施主から提訴されてた事件も話題にはなりましたが、レオパレスが9日に発表した2018年9月中間連結決算は、純損益が58億円の赤字(前年同期は94億円の黒字)。

アパートの施工不良の補修に伴う引当金など特別損失が拡大したことが響いたようです。

施工不良物件の調査や補修費に加え、補修は終わるまで入居者募集を停止しており、賃料収入(レオパレスの場合サブリース賃料ですね)減少となったそうです。

また新築アパート融資が鈍化したことで、建築の新規受注が減ったのも痛手のようです。

 

レオパレスの件をご存じない方のために、どんなことがあったか簡単にご説明すると、施主の男性が物件の調査を建築士に依頼。

その結果建築基準法で定められた防火や防音のために各戸を隔てる「界壁」という壁が屋根裏や1階と2階のそれぞれの天井内に設置されていないことなどが判明。

レオパレスは色々なブランドの建物を建築していますが、そのうち6ブランドで界壁無しや何かしらの不備が発見された模様です。

 

レオパレスも建築業者ではありますが、不動産業も行っている会社ですのでこの問題は不動産業界の問題でもあります。

かぼちゃの馬車でも不動産業界には激震が走ったというのに、またかという思いでいっぱいの業界関係者も多いはず。。。

 

昔から建築業界と不動産業界はブラックボックスのような見られ方を社会の中でされていました。

最近はインターネットが発達した結果、消費者が強い時代となってきたので、黒いことを行う会社も減ってきているのも事実ですが、このようなことがあるとせっかくホワイトにまっとうに不動産業を営んでいる方々までも同じブラックの括りで見られてしまう可能性もあるので一不動産業者としてとても残念な気持ちでいっぱいです(;_;)

 

でも当然業界全部がブラックというわけではないんですよ!

新富不動産スタジオはまだ設立したばかりの小さな会社ですので、業界の信頼回復に向けて何ができるかというわけではありませんが、真面目にクリーンに不動産取引を続け、少しでも業界のイメージアップに貢献していきたいと強く感じています( `ー´)ノ

 

何事も真面目に一所懸命に!

これからも多くの方とクリーンなお取引ができるよう日々精進していきます!

 

他愛もない話でしたが今日もご愛読ありがとうございました(^-^)