建築業に加え親和性の高い不動産賃貸業を事業の2本柱に

弊社HPからお問合せいただいた新規のお客様。相談当初はご自身で建築業での個人事業主でした。
建築業だけでは将来売り上げが先細りする可能性を考え、建築と親和性の高い不動産賃貸業を事業のもう1つの柱に加えたいというご相談でした。

資産状況を整理していただきファイナンスの目途を立てる

まず初めに弊社でお願いしたのが保有資産の整理。
現金・有価証券・保険などの資産に加え、ご自宅等の不動産資産、そしてお借入れの状況。
これらの資産負債をまとめていただきヒアリング。

そして個人事業主としての確定申告の内容と今後の建築業での展望を確認させていただき、そのうえで不動産賃貸業をどの程度広げていきたいかを相談しました。
上記の内容を全て把握できた後に、各金融機関に弊社より融資の可否、及び融資可能金額の目安を確認。
いくつかの金融機関から少額であれば融資可能との回答が届いたため、それをベースにお客様へのご提案を始めました。

不動産投資の展開と物件選定

金融機関から少額の融資はOKという回答をもらったため、お客様には最初の1棟目としては少額の区分所有マンションを勧めました。
不動産賃貸をやっている中でメリットもあればデメリット・リスクもありますが、今回のお客様は不動産投資は初めてであるため、できる限りリスクの少ない区分所有マンションをご提案。

場所を選べば入居付けも容易であり、退去修繕や入居促進リフォームも大きな金額にはならない区分所有マンション。
そして展開として、2棟目でもう一つ区分所有マンションか少額の戸建て、3棟目で初めて一棟物件（アパート）という方向性をご提案させていただき、お客様から方向性についてGOをいただきました。

いよいよ物件選定となり、複数候補があった中で静岡市葵区の街中の単身物件を選択。
築年数が比較的浅く融資年数も長くできキャッシュフローが出しやすい点、入居付けがしやすい点がポイントとなりました。

さっそく2物件目のご購入

1物件目の区分所有マンションが順調に回り、お客様はすでに2棟目の購入に前向き。
たまたま同じく静岡市葵区の街中の少し古めの単身用区分所有マンションの情報が弊社の懇意のルートから相場より安く入りお客様に提案しご購入いただくこととなった。

これで2棟目までは当初立てた拡大戦略の方向性の通りクリアしたため、今後1棟物件（アパート）を取得すべく打ち合わせをさせていただいたいます。