今更ながら事故物件公示サイト「大島てる」をじっくり見てみた

今更ながら事故物件公示サイト「大島てる」をじっくり見てみた|静岡市葵区の新富不動産スタジオ

おはようございます。

静岡市葵区の不動産屋、新富不動産スタジオです。

2016年8月26日、社会現象にもなった新海誠監督の大ヒットアニメ映画「君の名は。」が6年前の今日公開されたみたいです。

もうあの感動から早いものでもう6年かぁ~。

その後も「天気の子」もぼろ泣き。

新海誠監督の作品の大ファン。

今年の11月11日には新海誠監督の待望の新作「すずめの戸締まり」が公開予定!

今から楽しみです(^^)/


今朝は朝から金融機関と打ち合わせでした。

新たにリノベ再販用に買取をする予定の中古マンションの融資打ち合わせ。

金融機関を待っている間にふと気になって事故物件サイト「大島てる」を開く。

大島てるは皆さんご存じですよね?

テレビやネットや本でもよく出てくる「大島てる」は事故物件公示サイト。

つまり孤独死や火災、自殺、事故、殺人事件などで亡くなった物件を公示する事故物件の情報を掲示するサイトです。

一般の方々でも時々見られるよという方もいるかもしれませんが、不動産屋もけっこう大島てるのお世話になることも多いのです。

不動産の売買や賃貸をするときにはこのような履歴があった場合、告知をしなければなりません。

いわゆる「心理的瑕疵」ってやつ。

でもいざ取引の時になってもこのような心理的瑕疵の告知をしてくれないケースというのもあり、不動産屋としては自分でも調べられる範囲で調べる必要があるので、大島てるはそんなときにとっても便利!


今回買い取る予定のマンションは売主様から事故物件としての心理的瑕疵の告知は受けていないので調べるのをすっかり忘れていましたが、ふと気になって大島てるで調べてみました。

結果は白!

よかったー、事故物件じゃなかった!

事故物件だったら買取の計画を見直さなければならないので、これで当初の事業計画通りで進めていける!

ちなみにお向かえのマンションはがっつり事故物件のファイヤーマークがびっしりでした(-_-;)


今までも大島てるを何度も何度も開いて、売買や賃貸の対象物件の付近は事件事故等の履歴を調べていましたが、よくよく考えると自宅の近くや関係する場所の近くって調べたことなかったなと思い、ついでに見てみました。

そしたら以外にも事件や事故、自殺、孤独死などがヒット・・・。

意外と身の回りにもいわゆる事故物件がたくさんあるんだなと初めて知りました。

大島てるは色物みたいな扱いをされているように感じますが、実はけっこう大事なプラットフォーム。

これから不動産を買おう、不動産を借りようとする方にとっては信じられるのは所有者の告知のみ。

告知といっても自己申告なので、相続や売買などによって取得された所有者自身がその事実を知らないなんてこともあります。

たまーにその事実を知っているにも関わらず、取引に不利になるということで事実を隠してしまう所有者も少数ながらいたり・・・。

大島てるは投稿制なのですべての火災死、事故死、自殺、殺人などの死亡事例が掲載されているわけではありませんが、過去のそのような事実も載っています。

ですので所有者が知らなかったとしても大島てるで載っていれば履歴ありということ。

やっぱり購入判断には事故物件かどうかの事実確認は大事です。

みなさんも不動産を買われる際、賃貸を探す際には大島てるで事故物件かどうかをご自身で調べてみるのもいいかもです!